ガラパゴス諸島の魅力を最大限楽しむために、日帰りツアーに参加することをおススメします!
今回レポートするバルトロメ島はガラパゴスで最も訪問者が多く、最も写真に撮られた島だそうです。
ピナクルロックという有名なスポットがあり、「ガラパゴスで有名な景色を写真に収めたい」という方におすすめです。
たくさんの生物を見たいなら日帰りツアーは必須
ガラパゴスの日帰りツアーは、メインの3島であるサンタクルス島、イサベラ島、サンクリストバル島から出発するものです。各ツアー会社がそれを取りまとめて、ガラパゴス諸島内の無人島や小島への日帰り訪問・アクティビティを特別に企画しています。
これらのツアーでは、シュノーケリングやハイキング、動植物の観察など、幅広いアクティビティを提供しています。
ツアーとアクティビティは、ガラパゴスのナチュラリストガイドの監督の下で行われることが義務付けられています。
会社やシーズンによってツアーの値段が変わるので、どうしても安くツアーに参加したい人は「現地で締め切りギリギリのツアーを探し値段交渉する方法」があります。
今回は値段よりも安定したスケジュール(絶対行きたい・参加したい)を優先したので、事前にツアー会社に依頼して抑えて貰いました。
1人だと飛び込みでも行けそうですが、3人以上だったり、行きたい島がある人は事前予約をおススメします。特定の島へのツアーが毎日開催されているわけではないので、現地交渉を狙う場合でも自分が旅行する日程にそのツアーが催行されているかは事前にチェックしましょう。
バルトロメ島
バルトロメ島は、火山島らしい、特有のゴツゴツした岩場の険しい環境です。
動植物が少ない中でも独自の生態系を見ることができます。晴れた日は暑く、砂っぽいので、帽子や水筒などの必需品を忘れずに持っていきましょう!
また、ピナクルロックと呼ばれる特徴的な岩があり、この岩を含めた景色目当てに来る観光客が多いそうです。
デイリーツアーのレポ
集合
朝6時(5:50)に集合と言われたので、眠い目を擦りながらプエルトアヨラ市内の集合場所へ向かいました。ホテルから徒歩10分以内のところで、うっすら明るい時間でしたが、すでに蒸し暑かったです。
時間になるとシャトルバスがやってきて、点呼されます。
1人足りませんでしたが、時間が迫っているのでそのまま出発しました。出発したのは6時20分くらいだったかな。
プエルトアヨラ市内からバルトラ港に向かうので40分くらいバスに揺られます。お腹が空いてきますが、船の中で朝ご飯が出るので我慢。
乗船
空港からボートで渡った同じ港から乗船します。
日帰りツアー用の船はやや沖の方に止めてあるので、ゴムボートでそこまで移動します。
この日はノーチラス号にお世話になりました!
乗船後は靴を脱いで~という指示がありました。上陸する時にまた履くそうです。
船内は綺麗でしたが、素足に抵抗がある人は濡れてもいいスリッパとかビーチサンダル的なものがあったほうがいいかも。
朝食は船内でヨーグルトやトーストなどを食べました。可もなく不可もなく…って感じの朝食です。
この日のメンバーはカップル:シングル=4:1くらいな感じで、カップルの偶数に余っている席にシングルが座らざるを得ないのですが、相席なのでめちゃ気まずいです。笑
目的のバルトロメ島に到着するまでに2時間30分もかかるらしい…ので、船酔いしやすい私は、日焼け対策をしつつ、デッキに出てずっと遠くを見ていました。
酔い止めも飲んでいましたが、暑いのと時間が長いので油断すると酔いそうでした…。
バルトロメ島に上陸
や~っと到着したところで、またゴムボートを使って上陸します!
どのツアーも基本このゴムボートスタイルですが、今回は水にぬれずに上陸できる「ドライランディング」でした。
船着き場にアシカが寝ているガラパゴススタイル。
運が良ければ、ガラパゴスペンギンも見られるそうです!
バルトロメ島は木で整備された通路を歩くスタイルで、ハイキング初心者にもやさしいです。
主に火山灰によって地面が構成されているので、植物にとっては生育が難しい環境です。
そのためパイオニア植物と呼ばれる生命力の強い植物の仲間3種類くらいのシンプルな植生です。
ピナクルロック
バルトロメ島の特徴的な見どころピナクルロックでしっかり写真を撮りましょう!この景色のお土産もちらほら見かけました!
円錐形のピナクルロックは、海底火山からマグマが噴出してできたものです。海が高温の溶岩を冷やし、それが爆発して、この巨大な岩を形成したらしい。
この後、船に戻り支度をして、ピナクルロック右側の岩場あたりでシュノーケリングをしました。
ジリジリ焼けるので対策を!
日除けがないので帽子必須(風強いからヒモ必須)、暑い日は水筒を持参した方がいいです。
本当に暑かった~。ジリジリ焼けますので、日焼け止めたくさん塗ってください。
溶岩が太陽光で温められて、それによって私たちが温められて…みたいな暑さでした。
木の通路もところどことガタガタしていて、個人的には歩きやすさ重視でスニーカーをおススメしますが、砂がジャリジャリでもいいならサンダルで行けます。
シュノーケリング
近くの入江でシュノーケル…の前に、バードウォッチング。
水色足が可愛いアオアシカツオドリです。英語ではBlue-footed Boobyと言います。こちらはガラパゴス諸島の固有種です。
観られたらラッキー!なガラパゴスペンギンです。番なのかな?
ペンギンというと氷の、寒いエリアに生息するイメージですよね。このガラパゴスペンギンは、ペンギンの中で最も低緯度の赤道直下に生息する珍しいペンギンです。
サンゴ礁ではないので、色とりどりの魚…ではありませんでしたが、多くの魚が泳いでいるところをシュノーケリングできました。アシカやペンギンが目の前を泳ぐことも。
岩の近くで流れも速くないので、ライフジャケット無し、シュノーケリング初心者でも安心して泳ぐことができそうな感じでした。
帰り道
ということですべてのアクティビティを終え、また2時間かけてサンタクルス島に戻ります。
シュノーケリング後はバスタオルを借りられますが、大きいタオル1人一枚です。女性で髪の毛が長い方だと意外と足りないかも?下着などを着替えるスペースはトイレしかないです。
着替えなくてもいいかな~と思って、この日はこのままデッキに座って乾かすつもりでいましたが、ある程度乾くまでは寒かったです。
風邪を引いても困るので、念のため乾いた着替えを持っていく事をおススメします…。
ランチも込みでした
お弁当みたいな感じではなく、船内で調理するタイプの前菜・メイン・デザートのコース料理でした。
食べるのに夢中で写真を撮るのを忘れてしまったのですが、ツナ(マグロ)のステーキが美味しかったです!
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