【生物基礎】光合成と呼吸【定期テスト対策】

光合成と呼吸

炭酸同化（二酸化炭素とエネルギーを利用して有機物を合成する反応）の一種。光合成とは、文字通り光エネルギーを利用して有機物を合成する反応。その過程で光エネルギーがATPの化学エネルギーへと変わり、ATPを使って有機物が合成される。

チラコイドにはクロロフィルという光合成色素が含まれている。

呼吸とは細胞内で行われる有機物の分解反応（異化の一種）のこと。酸素を利用して有機物を分解しＡＴＰを合成します。息を吸ったり吐いたりすることではないので注意！二酸化炭素を作るために呼吸しているのではなく、途中でATPを作ることが目的です。

・独立栄養生物…無機物から有機物を合成（体外から有機物を取り込まなくてよい）

例）植物など

・従属栄養生物…独立栄養生物を直接的・間接的に取り込む

以下の順番で誕生したと言われている。

①嫌気性細菌…酸素を使わずに有機物を分解(発酵)
②シアノバクテリア…光合成を行う⇒酸素を放出
③好気性細菌…酸素を使い有機物を分解(呼吸)

原始的な真核細胞に原核生物が共生し、進化の過程で細胞小器官になったと言われている。

例）好気性細菌⇒ミトコンドリア、　シアノバクテリア⇒葉緑体

細胞内共生は現存する生物にも見られる。ミドリムシ、アメーバ、ラッパムシなどがその例。

①2重膜構造を持つ

②独自のＤＮＡを持つ…核とは異なるＤＮＡ

③分裂で増殖する…半自律的に分裂