2023年の夏にリニューアルオープンした福井県立恐竜博物館に行ってきました!
実際に行ってみて感じたみどころや、館内の様子、行く前に確認しておきたいポイントなどなど書き溜めてみました。
これから行く予定の人や行こうか迷っている人のモチベーションアップになれば嬉しいです。
福井県立恐竜博物館のここがすごい
世界に誇れる恐竜博物館
福井県立恐竜博物館(FPDM)は、福井県勝山市にある、恐竜に関する資料を中心とした地球史を学習できる国内最大級の博物館です。
カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢(じこう)恐竜博物館と並び、世界三大恐竜博物館のうちの一つです。
広い館内にはティラノサウルスやトリケラトプスなど、迫力満点の恐竜骨格が展示されており、恐竜時代の環境をリアルに再現したジオラマは、子供から大人まで楽しめます。
2023年7月14日にリニューアルされ、新館がオープンし、展示内容もより充実しました。2024年3月中旬には福井までの北陸新幹線が開通し、今後ますます賑わう博物館になるのではないでしょうか。
圧倒的な恐竜骨格展示
福井県立恐竜博物館の展示は地下1階から3階に分かれている国内最大級の博物館です。
福井県の恐竜だけではなく、世界中から化石標本が集まってきています。ティラノサウルスやトリケラトプスなど、有名な恐竜はもちろん、福井県で発見されたフクイラプトルやフクイサウルスなど、貴重な恐竜骨格が多数展示されています。
一個一個見ていると本当に時間がかかるので、プロの人(ガチ勢の人)は1日ここで潰すくらいのプランで来た方がいいかもしれません。
リアルな恐竜の世界を体験
博物館内には、恐竜時代の環境を再現した大型復元ジオラマや、目の前で咆哮する恐竜ロボットなど、恐竜の世界をリアルに体験できる展示が充実しています。
恐竜といえば化石…ということで、化石のでき方や岩石についてなど、地学っぽい展示も多めでした。地球の歴史も学べる一石二鳥。
リニューアルでさらに充実した展示
リニューアルの際に新館がオープンし、展示内容もさらに充実しました。新館では、最新技術を使った展示や、恐竜の研究について学べるコーナーなどが設けられています。
大きなホールの3面が全て画面になっていて、まるで恐竜が同じ空間にいるみたいなシアターでした。短めの映像が繰り返し流れているので、途中から入っても問題なかったです。
別記事で詳しく紹介しますが、化石研究体験も参加してきました!大人でも面白かったので時間に余裕があればぜひ参加してほうがいいです!
オリジナリティ溢れるお土産とレストラン
館内にレストランがあって、恐竜博物館らしい限定メニューを食べることができます。レストランというか食券を買うタイプのお店です。
お値段は決して安くはないのですが、観光地価格だと思えば許せる金額です。
混雑時は入場整理されて待ち時間が発生するので注意してください。受付で電話番号を登録すれば、席が空くタイミングでメッセージが来ます。
お土産屋さんは恐竜関連のグッズがこれでもか!と売っています。ここでしか買えない限定グッズはもちろん、書籍やおもちゃが本当にたくさんありました。
子供向けの雑貨が多くて、使い道がないけど欲しくなるアイテムばかり…。笑
気になる人は事前にWebサイトでグッズ一覧を見て、当たりを付けてからいくのもおすすめです。
あまりの人気に午後は売り切れてしまうものもあるので、「どうしても欲しい!」ものがある人は先に買っておくと後悔がないです。
博物館外にもショップがある
博物館の外にもザウルスキッチンというフードコートのような場所があります。席は自分で抑えるタイプなので、混雑時は必ず場所を先に抑えるべし。
ちなみにメニューはこんな感じ。
2800円のREXコンボプレートは家族連れには痛い金額ですよね。笑
ザウルスキッチンと同じ建物の中にお土産コーナーもあり、博物館内とは違ったラインナップなので両方見た方がいいです。
駐車場の周りにも小さいお土産屋さんがあって、「恐竜焼き」というたい焼きの恐竜版が売ってました。THE恐竜博物館っぽくておすすめです。
行く前に知りたい注意事項
行くと決まった段階でWEB予約
福井県立恐竜博物館はWEB予約によるチケット販売を行っています。
公式サイトから予約できますので、行く日が決まった段階で予約しましょう!
現地でも販売機があり購入することはできますが、時間枠ごとに発券数が決まっているため、連休などの混雑時には入れない可能性があります。
化石研究体験などの体験アクティビティも予約必須のものが多いので、有意義に楽しむためには必ず予約していきましょう!
お昼のプランをざっくり立てておこう
当たり前ですが混雑時はレストランなどが混み合います。
ここでスムーズにランチできるかどうかがイライラしないポイントです。
再入場もできるので、晴れた天気のいい日はおにぎりとか持参して外で食べてもいいかも?
ここでお昼を食べる予定がない人も、水分補給は忘れずに!
中に自販機が無かった気がする(館外の売店には売っていました)ので、ペットボトル1本あるといいです。ファミリーの方々はちゃんと水筒持ってきてる人多かったです、正解。
なんやかんやで歩きます
FPDMのWebサイトによると、館内をぐるっと1周見てまわるのに120分くらいかかると記されています。
特に入口付近は混んでて順路がわからず、最初同じ展示エリアをウロウロしました。笑
たしかに、大人の足でぐるっと流し見ても1.5時間くらいはかかったので、多くの人は休憩を挟みながらになることでしょう。
大人でも一度グループから離れると巡り合うのが難しいので、迷子になったときの待ち合わせ場所や連絡先などあるといいですね…。
スマホの電波が悪かったので、到着したらフリーWi-Fiに接続しておくと安心です。
疲れたor飽きたら
かなり広い博物館なので、飽きているor疲れてイスに座っている人もちらほら。
展示が充実した博物館ではあるものの、恐竜にあまり興味がない子やそもそも子連れの方は大変そうでした。
館内には、受付と同じフロアに休憩室とキッズルームがありました。
また外にはアスレチックとかもあったので、ど~しても中に飽きてしまったら気分転換してみてもいいかもしれませんね。
まとめ
ということで福井県立博物館のレポートでした!ジオラマ展示、触れる展示も多かったので、化石だけじゃつまらない人でも楽しめるんじゃないかなと思います。
もっと詳しく知りたい人はガイドブックなどを買うのもおすすめです。
恐竜ファンの人はぜひ化石研究体験に参加するのも検討してみてください!親子でも、カップルでも、友達同士でも楽しめる内容でした。
博物館周辺には、恐竜の足跡化石が見られる「恐竜渓谷」や、恐竜をテーマにした遊園地「かつやま恐竜の森」など、恐竜ファン必見の観光スポットが多数あるので、いくつか体験を組み合わせると学びの効果が高まりそうです。
余談
ちょうど2023年の夏にカナダのアルバータ州にあるロイヤルティレル古生物博物館に行ってきたこともあり、個人的な恐竜熱はまだまだ高まっているところ。
世界3大恐竜博物館の2つを制覇したところで、残りは中国ですがここもアクセスが大変そうなエリアにあるので「いつか行けたらいいな」ということで…。
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