2025年の夏は、マレーシアのボルネオ島に行ってきました。
1年ぶりの更新!「早く書けよ〜」って話なんですが、放置に放置を重ねてこのタイミングです。
うろ覚えのところもありますが、備忘録として残しておこうという感じの記事です。これから行く誰かの参考になれば嬉しいです。
2024年はカモノハシイヤーでしたが、2025年は「ラフレシアが見たい!」と決意してボルネオ島に決めました。
2025年の初夏の頃は丁寧に行程組んでいる余裕がなかったので、今回はユーツアーさんの既存のツアーに参加して楽ちんでした。
ということでざっくり旅を振り返ってまいります。
全体スケジュール早見(ざっくり)
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Day0(深夜):羽田→クアラルンプール
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Day1:KL→コタキナバル/ホテル泊
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Day2:ラフレシア&ポーリン温泉→山側(茶畑コテージ)泊
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Day3:長距離移動→キナバタンガン川ロッジ/サンセットクルーズ+ナイトウォーク
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Day4:早朝クルーズ→長距離移動→キナバル公園散策→コタキナバル泊
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Day5:帰国(コタキナバル→KL→羽田)
フライト・移動
深夜便で行ったのでフライトは問題なし。(爆睡してました)
この旅は「観光地をちょいちょい移動」ではなく、移動そのものが旅の一部。特に8/11〜8/12は移動が長く、さらに途中の道路がボコボコすぎてお尻が痛くなる区間がありました。
1日の起きてる時間の半分くらい車に乗ってた日があった。笑
車窓から見えるパーム林の広さが規格外で、「まだ続くの?」のスケール感も含めてボルネオっぽい。
Day1(到着日):コタキナバルで整える日
到着日はホテルに入って、翌日以降に備えて整える日。
ホテル自体は普通に快適で綺麗!お湯もちゃんと出た。
この日に、日本から持ってくるのを忘れたもの(虫よけや防水まわり等)を確認しておくと、後半が楽。
Day2 昼:ラフレシアに会う日
このツアーで「レア体験」を一気に担当するのがラフレシア。運よく開花個体に当たって、最大級のサイズで直径80cmくらいのものを見られた。
ちなみに行った場所は旅の行程の中で2カ所。


フラッとな感じかと思ってたけど、横から見るとけっこう肉厚な感じが可愛い。
ところでラフレシアは「死体の匂いがする」って話だったので、正直それを嗅ぎたかったまであるんだけど、行ってみてびっくり。全然臭くない。
どうやらボルネオ島にいる種は、強烈に臭うタイプではないらしい。匂いが苦手で心配している人は安心していいよ!(?)
そして今回のハイライトが「触れた」こと。
7日目で枯れていくタイミングの個体だったらしく、最後の日の個体はガイドさん立ち合いのもと、特別に触らせてもらえた。
思ったより弾力がある。質感で言うと、シイタケよりは固くて乾燥している感じ。花弁の縁は少ししっとりしていて、ちょっと干物みたいな手触りだった。写真だけだとふわふわ系の花に見えなくもないけど、触るとイメージが裏切られて面白い。
ただしここは運要素もある。開花状況次第で別プラン(滝など)になる可能性があるので、ラフレシア狙いの人は「見られたらラッキー」くらいの期待値でいると満足度が安定すると思う。
スコールに当たると、基本的に選択肢は 「止むまで待つ」か「濡れながら進む」か の二択になる。レインコート+防水ズボン+防水シューズ+折り畳み傘。これがあると、待つにしても進むにしてもストレスが減る。靴下や下着が濡れなかったのでOK。
自分は装備で乗り切って滝まで歩いていきましたが、そこまでの滝ではなかったかな…(小声)
Day2 夜:山側の茶畑コテージ泊
キナバル山エリアは、サバ茶(Sabah Tea)の農園に併設されたコテージタイプに宿泊。
ここは涼しくて気持ちいい。
ただし注意点があって、シャワーのお湯がめちゃくちゃ温(ぬる)かった。スコール後など体が冷えていると地味にきつい。
自然が近いのでヤモリの鳴き声も結構する(これが気になる人はいるかも)。個人的には「山に来た感」が増して悪くなかった。

コテージでたら見えるのが「キナバル山」!
食事は農園が経営するレストランで食べたけど、名産品を活かした特別な料理が出る感じではなく、そこは少し期待外れだった。出てくるお茶は流石にサバティーだった。
Day3:キナバタンガン川へ
ここからが「野生動物の宝庫」パート。ロッジの雰囲気がとても良く、ジャングルに探検に来たぞ!って感じでした。
川をボートで渡りたどり着いた湿地の上にあるロッジで、宿泊棟とメイン棟(ご飯とか食べる場所)の間は歩道で繋がっています。
いちおうリゾートエリアではありますがほぼジャングル。観光地というより「生息地に滞在する拠点」感が強くなるので、雨と虫は前提で動くのが正解。
夕方:サンセットリバークルーズ
キナバタンガン川サファリで「いちばん当たりだった」と言えるのが、このサンセットリバークルーズ。水は泥で濁っていたけど、夕方の柔らかい光の中を船で進む時間は、それだけで来た価値があるかな。

この回で見られたのが、まずゾウ。
川沿いの林の奥から、群れがぞろぞろと歩いてくるのが見えて、しかも親子までいた。船の上からなので超至近距離というわけではないけれど、体感としては動物園で見るのと同じくらいの距離感で「柵なしの野生」が見える。これ、想像以上にインパクトがある。
オランウータンは木の上にぶら下がっていて、スマホだと遠すぎて映らない。でも、シルエットがもうオランウータンのそれで、双眼鏡で見ると質感までわかる距離。写真に残らなくても「見た感」が強烈に残るタイプだった。
マレーシア的にはテングザルが有名で、ボルネオ島の固有種でマレーシアの国獣とのこと。 鼻が天狗のようにぶらんと垂たれ下がり、ユニークな顔立ちです。
このクルーズは、写真を撮るというより「目で見る時間」になりやすい。スマホのカメラだと限界がくる場面もあるので、双眼鏡があると満足度が一段上がる。(それか望遠レンズ付きのカメラ)
演劇用くらいの倍率だと足りないので、もっと自然用(バードウォッチング用とか)の倍率の双眼鏡があるといいかも。コンパクトなやつだと嵩張らないし。
ちなみにこの回では、サイチョウやカワセミなどの鳥も見られた。ゾウだけ狙うより「見つけたもの全部楽しむ」くらいでいると当たりが増える。
夜:ナイトウォーク
ナイトウォークは、スコールの後で足元がぐちゃぐちゃ。地面はぬかるみ、ジャングルの歩きにくさが一気に本気を出してくる。
ただ、装備さえ整えればちゃんと楽しめます!
このロッジでは長靴を借りられた(料金は正確に覚えてないけど体感そんなに高くなかった)のでセーフでした。一応防水のスニーカー履いていましたが、ぬかるんでたところは足首までズッと埋まったので長靴がおすすめです。
自分は 半袖+レインコート+防水ズボン+長靴+帽子 の重装備で突入。木々が濡れていて枝葉から水が落ちるし、虫も多い。肌が出ていると狙われやすいので、対策はした方が快適(それでも顔は蚊に刺された)。

見えたものは、いわゆる可愛い動物というより、見るからに毒がありそうな虫たちが中心。それでも夜のジャングルの空気感は別物で、夜行性の虫の数々や木の枝で寝ている鳥が見られたのも夜ならでは。
「夜のジャングルの雰囲気を体験するイベント」と思って参加すると満足度が上がるタイプ。
Day4 早朝:モーニングリバークルーズ
早朝のキナバタンガン川は、サンセットとは別の良さがある。ただし大事なのは体感温度。
ボートがスピードを出すとやや肌寒い。ちょっと濡れるし、座席(イス)が既に濡れていることもある。自分は前夜のナイトウォークと同じ装備でそのまま参加して正解だった。

前日のクルーズで見たサルのそれぞれと、新キャラのワニ。
水面にぷかっと浮いていて、サイズはだいたい2mくらい。静かすぎて逆に怖いタイプのやつ。こういう“気配の濃さ”が、川サファリの面白さだと思う。
鳥も当たりで、サイチョウやカワセミなどが見られた。鳥好きにも刺さる時間帯だと思う。
日が出てくると普通に暑いので、ここで必要になるのが日差し対策。サングラスと紐付き帽子があるとかなり快適。

ロッジの入り口にこんな感じのボードがあって、その日のツアーでどんな生き物に出会えたかを記録しておいてくれる。
全体的に鳥類が多めだが、オランウータン、ワニ、ゾウあたりがレアとのことで、そこが一通り見られたので満足度が高かったです。
Day4 午後:キナバル公園散策
キナバル公園に入ると空気が変わる。涼しい。ただ「涼しい=半袖でOK」ではなく、体感としては長袖があった方がいいタイプの涼しさ。特にスコールの後は、濡れ+気温で普通に冷える。
途中植物園に立ち寄って、マレーシアやボルネオの固有種を教えてもらいました。
園内30分~1時間くらいで見て回るイメージで距離はそこまで長くない。
食虫植物が多く、しかも固有種で珍しい。写真はたしかウツボカズラ属。
食事のリアル
ツアーに含まれていた食事は、いわゆる“THEマレーシア料理”というより、日本人が食べやすいようにスパイスやハーブをかなり抑えた中華寄りの内容が中心だった。刺激強めの現地ごはんを期待している人は、ここは期待値調整しておくと良い。
印象に残ったのが、ホイコーローっぽい炒め物や、中華丼の上に乗ってる具っぽいやつ。これが全く同じ構成で2回出てきたので、無難に食べられる反面「またこれ系か…」となる日があるかもしれない。
一方で当たりもあって、ロッジ(バイキング形式)で食べたナスのフリッター的な一品が美味しかった。日本人だからと変にアジア料理出されるよりは、フライドポテト的な、いわゆるコンチネンタル式の食事の方が好き。
装備・持ち物まとめ(このツアーは「雨・虫・ボート」で勝負が決まる)
結論:快適さは装備でほぼ決まる。特に「スコール」「虫」「ボートの風・濡れ」の3つ。
絶対におすすめ(あると世界が変わる)
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双眼鏡:スマホでは写らない距離が“生き物”になる
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レインコート+防水ズボン(上下):夜も朝も結局これが最強
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帽子(紐付き)+サングラス:早朝クルーズの風&日差し対策
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虫よけ:刺される前提で被害最小化(成分しっかりしたやつ)
泥・移動対策
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長靴(レンタル可):スコール後は泥沼。体感高くない
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防水シューズ:待つor進むの二択になるので足が守れると強い
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折り畳み傘:暑い時は傘の方が楽な場面もある
あると便利(地味に効く)
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ハンガー/洗濯ばさみ(クリップ):濡れた服やレインウェアを干せる
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ジップ袋/防水ポーチ(スマホ・貴重品):濡れる時は濡れるので必須寄り
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スマホのネックストラップ:ボートで落とさないためにあると安心
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速乾タオル、薄手の長袖、防水ポーチ等
余談:トイレ事情は想像よりハードモード(紙・床・ゴミ箱)
ボルネオ(マレーシア側)では、イスラム教の生活習慣の影響もあって、トイレにシャワー(ウォーターガン)が付いていることが多い。そのせいで、床が基本びしゃびしゃになっている場面がけっこうある。
潔癖気味の人は、気分的にも足元的にもサンダルよりスニーカー(できれば防水寄り)の方がストレスが少ないと思う。
さらにやっかいなのが紙問題。
トイレットペーパーが無い場所が普通にあるし、たとえ紙があっても捨てるゴミ箱が無い(=流す前提っぽい)ところもある。なので、安心したい人は以下を持っておくと本当に救われる。
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紙(携帯トイレットペーパー or ポケットティッシュ)
※できれば水に流せるタイプが安心 -
中が見えないジップロックを数枚(使用済みの一時保管用)
正直、ポケットティッシュを大量に持ち歩くのは後半だるくなる。自分は途中から、ホテル備え付けのトイレットペーパーを数回分に分けてジップロックに入れて持ち歩く方式にしていた。これが地味に便利。
あと、これはリアルな注意点だけど、お腹を壊すと紙が一瞬で足りなくなる。体調管理も含めて、紙は「余るくらいでちょうどいい」って思っておくのがおすすめ。
なんとなくおしりふき的なやつを持参したのですが、これが非常事態(下痢とか)に役立った。荷物のスペース余ってるなら入れていきたい。
余談:お土産は「道中で適当に買う」が難しい
この行程、いわゆる日本人が想像するような「お土産屋さん(品揃えが良くてゆっくり選べる店)」に、道中ではなかなか出会えない。
国立公園の受付や売店でちまちま探すことはできるけど、選択肢は多くない印象だった。
結果的にお土産をちゃんと買えたのは、以下の2か所:
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コタキナバルのナイトマーケット横のクラフトマーケット的なエリア
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帰りのコタキナバル空港内(旅の終わりにまとめて買いやすい)
なので、道中で「いい感じの店に寄ったら買おう」と思っている人は要注意。確実に買いたいなら、コタキナバルに戻ったタイミングでまとめ買いが一番現実的だと思う。
Tシャツやらキーホルダーやら色々売っている。同じデザインのものでも店によって値段が違うので一通り見てから買うと若干節約。
持っていた現金を使い切るために現金で支払いましたが、クレカ使えるかどうかは先に聞いた方がいい!
余談:コタキナバルのナイトマーケット飯
コタキナバルにいたタイミングで、ナイトマーケットで夕食を食べた。
ここは「注文すると作ってくれる」タイプで、食材を選ぶ→調理法(焼く/揚げる)→味付けみたいな感じで確認しながら作ってくれる。ローカル感が強くて、旅っぽさはかなり出る。

ただし、実用面では注意点もある。
まず、手がべとべとになりやすい。食べ歩き系なので、ウェットティッシュが欲しくなる場面が多かった。
飲み物は、衛生面が気になる人は工夫したほうが安心。自分は氷がちょっと怪しいと感じたので、ペットボトルの水を持参して乗り切った(少なくとも水分は自衛できる)。
もうひとつ、雰囲気の話。マーケット周辺は子どもがうろうろしていて、物乞い/何かを売りつけてくるような場面がある。申し訳ない気持ちはありつつも、自分は基本スルーした。ここが精神的にしんどい人は、ナイトマーケットよりも市内のレストランで落ち着いて食べる方が向いていると思う。
最終日はホテル帰着後17時くらいに土砂降りになっていて、あまり遠くまで出歩きたくないのもあり、初日で目星をつけておいたこの中華系レストランに行った。
アーケード的な屋根があるところにドーンとテーブル席が並んでいるタイプのレストランで解放感がある。パッと見お手洗いの場所が不明だったので、気になる人はちゃんと区切られた空間のレストランの方がいいかも?






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