「留学すれば英語力は本当に上がるのか?」という疑問は誰もが抱くはず。
もちろん私自身もそうでした。
この質問に対する答えは、「Yes」です。
留学前後で比較すると、TOEICのスコアで言えば900点台になっていました。
では、「なぜ留学でTOEICのスコアが上がったのか?」を考えると、留学生活の中で英語の4技能を使うシチュエーションが多かったから…だと思っています。
それについて記事をまとめてみました。
留学で英語力が上がった理由
留学で英語力が上がった理由は、主に以下の3つだと考えています。
英語を使うシチュエーションが多かった
授業、宿題、友達との会話、アルバイトなど、日常生活のあらゆる場面で英語を使っていました。
日本にいると日本語で生活が完結してしまうので、英語を使う機会は限られます。
しかし、留学中は英語を使わないと生活できない環境に置かれるため、必然的に英語力が鍛えられます。
インプットとアウトプットのバランスが良かった
語学学校では文法や単語などの基礎知識(日本でいう高校生レベルくらい)を学びましたが、カレッジでは「英語で」専門的な内容を学ぶことができました。
英語「を」学ぶ⇒英語「で」何かを学ぶというステップの中でインプットとアウトプットを訓練できたと考えています。
また、友達との会話やアルバイトを通して、学んだ英語を実際に使う機会もたくさんありました。
インプットとアウトプットのバランスが良かったことは、英語力アップにつながったと感じています。
英語学習に対するモチベーションが高かった
留学中は、周りのみんなが英語を流暢に話している環境にいました。
自分も英語を話せるようになりたいという気持ちが自然と湧き、高いモチベーションを維持することができました。
多くの大学生は1年くらいの留学期間
150~200点程度のスコアアップが期待できる?!
私の場合、留学中は、特別にTOEICの勉強はしていません。その代わりに、語学学校(ESL)に8週間、カレッジに1年半ほど通っていました。
帰国後に受けたTOEICテストでは、900点までスコアがアップ。
これが、もし現役大学生だったら、どのくらいスコアがあがるかはいくつかの要因によって左右されます。
大学の休学、就職活動に備えた留学が多いので、数か月~1年程度で帰国する人が多かったです。
それらの要因+総合的に判断すると、半年~1年間で150~200点程度のスコアアップが期待できるんじゃないかと予想します。
スコアアップのための条件
1. 留学中の学習環境
ただ「留学すればいい」のではなく、語学学校や大学などの質の高いプログラムに参加し、積極的に学習に取り組んだ場合、より英語力が身に付きやすく、スコアという結果に反映されるのではないでしょうか。
英語を使う機会が少ない環境はリスニング力・スピーキング力は上がりにくいですし、長文を読むとか自分で文章を組み立てるといった「勉強っぽいスタイルの英語」の学習意欲が低い場合は、スコアアップは期待できないでしょう。
2. 個人の英語力
当たり前ですが、元々英語力が高い人ほど、短期間でスコアアップしやすい傾向があります。
日本で自分で学習習慣がついていたり、日常会話OKな人は、英語環境に移ることでより効果的に英語力を伸ばしやすいです。
反対に、中学レベルの文法があやしいといった基礎的な英語力が低い場合は、短期留学では大幅なスコアアップは難しそうです。
3. 学習方法
TOEICはやり方やテクニック、多くの参考書・問題集が世に出回っていて、「対策」ありきのテストであるとも言えます。
この対策に特化した学習方法を継続的に実施すれば、短期間でもスコアアップが期待できます。一方、なんとなく学習を進めた場合、リーディングパートでの時間が足りなくなる…といったあるあるのトラブルが起きて、スコアアップは難しいでしょう。
カフェなどで日本からの留学生がTOEICの単語帳などを使って勉強している姿を見ました。留学後にTOEICの点数が必要でスコアアップを確実に狙いたい人は、参考書を持参するといいと思います。
ベストセラーの一冊!単語帳サイズなので、持ち運びが楽でどこでも勉強できます。カフェで単語帳回してる日本人はちらほら見ました。
英語の勉強関連のおすすめ
留学前~留学中に使っていた英語の勉強に関連するアプリなどもまとめています。
実際に使ってみていいな~と思った点をレビューにまとめたので、気になった人はぜひチェックしてみてください。
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