【Co-opプログラム】Co-opビザで気を付けたい就労のルール

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Co-opプログラムを使ってカナダに留学している人はたくさんいます。

有給インターンシップをすることができるプログラムなので、新しいことを勉強しながら、アルバイトやインターンシップで現地でお金を稼ぐこともできるのが魅力の1つだと思います。

ところがビザのルールやCo-opプログラムのシステムをしっかり理解していないまま、なんとなくアルバイト・インターンを始めている日本人が多い!

私自身もカレッジに進学後、実際に働き始めてから「あれ、これってどうなんだろう」と疑問に思うことがあり、コンサルタントの方に確認したり自分で調べたりしていく中でやっとシステムを理解できました。

同じ学校やCo-opプログラムで留学している職場の日本人学生と話をしたところ、「知らなかった」と言われたので、知らない・興味ない人の方が多いんだと思います。

うっかり不法就労になると、永住権の申請や以降のビザ申請に影響があるので事前によ~く確認しておくことが大事です。

ということで、私が調べた範囲で知っていることをまとめてみました。

私個人で、ビザ申請の時にコンサルタントの方に聞いたり、ネットで調べたりしたものです。100%うのみにせず、疑問に思ったことがあったら自分のコンサルタントに相談するか学校にCo-opプログラムのルールを確認してください。

 

そもそもCo-opプログラムとは

Co-opプログラムを受講するにあたって、「Co-opビザ」が発行されます。

有給インターンシップ付きのプログラムを履修する際に取得することができる、年齢制限なしの学生ビザです。

この「Co-opビザ」があることで、学生の身分でもフルタイム(40時間/週)で働くことができます

このフルタイム(40時間/週)の内訳はざっくり下記のようになっています。

  • 週20時間(学生ビザでの就労上限) 
  • 週20時間(コース後半のCo-opインターン期間中)

つまり、通常の授業を受けている期間は20時間、インターンの期間中は40時間まで働くことができるということです。

なぜこうなるのかもう少し詳しく説明していきます。

 

働くことができる期間

例えば、語学学校へ行く場合は「学生ビザ」が発行されています。

  • この通常の学生ビザは就労が許可されていないので、語学学校の学生は働くことができません。(図のピンク・赤の矢印)
  • Co-opプログラムのあるカレッジに進学する場合は「Co-opビザ」が発行されます。(図の水色・青の矢印)

ここで注意してほしいのは、「Co-opビザ」を持っていてもカレッジへの入学日前~卒業日以降(図の赤い矢印の期間)は働くことができないということです。

上の図でいうと、黄色の矢印の期間のみ働くことができます

黄色の矢印の期間(働ける条件を満たしている期間)のうち、通常授業を受けている時は週20時間、インターンの時は週40時間まで働くことができるということです。

 

働くことができる時間数

在学中かつ授業を受けているかどうかがポイント

「働ける条件を満たしている期間のうち、通常授業を受けている時は週20時間、インターンの時は週40時間まで働くことができる」という話をしました。

Co-opビザの就労許可は在学中の授業時間に紐づいているそうです。

具体的に言うと、「授業(インターンではない座学)を週20時間受けている学生については、最大週20時間働くことができる」ということです。

しかし、インターンが始まると、このインターンが授業扱い(卒業に必要なカリキュラムの一つ)になります。よって、引き続き週20時間働くことができるわけです。

インターンでも働いていることにはかわりないので、この状態が「週40時間まで働ける」という風に宣伝されています。

つまり、授業があって週20時間は働けるルールなので、入学前や卒業以降はこれに当てはまらない=働くことができないということでした。

 

補足(グレーな期間に注意)

私が確認したコンサルタントさんは所定の休暇以外の「授業もない、インターンもない」という期間の就労も違法だと言っていました。

例えば、(カレッジが定めた長期休暇以外で)自主的に休学などしている学生がいた場合、Co-opビザの期限内だったとしても、働くことができないそうです。

また、授業がある期間にバイトを初めて、なかなかインターン先が決まらない…と仕事探ししている期間も、その間は「授業」に相当するものがないので働くことはダメらしいです。

「上記のような期間でも働いてもいい」とちゃんと言っているカレッジであれば、働いてもOKらしいです。

いち留学生の在学期間中の履修進度まで政府は細かくチェックしてないはず…と開き直るのではなく、そういうグレーな期間にいることをあまり他人に公言しない、気づいた時点でしかるべき人から助けを得て早くそこから脱出できるように行動したほうがいいと思います。

 

 

アルバイトは「週あたり」20時間

Co-opビザで来ている学生の多くはアルバイト(パートタイムジョブ)を経験すると思います。

「週あたり」20時間なので、それを超えないように自分で調整するのがベストです。

基本的にはルールを守って働いていればいいだけので、あえて違法ギリギリを攻めないでください。

画像の問題あるパターンのように、極端に多い・少ない週があるのは危険です。

1ヶ月4週間として月あたりに換算すると80時間働くことができます。

しかし、いくら80時間以内だとしても、「前2週間まるまる休んで後半2週間で80時間分働く」というようなことは出来ないという風に理解しておくこと。

非公式ですが下記のフォーラムにいろいろ書いてあるので読んでみるのをおすすめします。

例えば、うっかり22時間でオーバーしてしまった週があるなら、次の週18時間に減らして、週20時間の枠を外れず・月80時間をオーバーせずというようにした方がいいです。

 

カナダ移民局の情報では2022年10月8日~2023年12月7日までにアルバイト可能な有効の学生ビザを申請した人は20時間以上働くことができるそうです。(2024年1月時点)
参考:Off Campusの期間(所定の休暇中)は週20以上働くことができます。(詳細

 

 

違法な労働をしないために

他人事だと思わない

法律に関わる部分であり、知らなかったでは済まないこともあるので、自分で情報収集する癖は付けましょう!

 

自分より詳しい人に聞く

渡航の時にお世話になった留学エージェント(コ●ア留学)はCo-opプログラムの表面的な内容や制度は説明してくれたものの、ビザに関係する・法律的な部分(やってはダメなこと)の質問には弱かったです。

カナダにちゃんとオフィスがあるタイプのエージェントならより詳しいのではないかと思います。

とはいえ、専門的はコンサルタント資格のある人に相談するのがベストです。

 

ビザについては慎重に

私の身近では、「ビザの期限が〇〇日までだから、卒業後も働く予定~」といった感じに自分のビザステータスや今後の留学プランなど色々話すタイプの人が身近にいました。

「卒業後は働くのはダメだよ」と伝えると「知らなかった~」というやり取りで大体終わるのですが、バレなければ大丈夫タイプの人を相手にすると結構イライラしますよね。

そもそもビザが無いとカナダに滞在する資格もないのに、そこの確認を疎かにするのは危険です。

友だちが違法なことをしていても、実際に通報したり責任追及したりするのはかなり気力が必要だと思います。

逆に、もし自分が(知らずとも)違法なことをしていた場合、通報されて、その後の留学生活が終わることだってあります。

 

まとめ

前書きでも申し上げましたが、この記事の情報は私個人でコンサルタント資格などは無く、ビザ申請の時にコンサルタントの方に聞いたり、ネットで調べたりした範囲の知識で記事をまとめました。

100%信用するのではなく、疑問に思ったことがあったら自分のコンサルタントに相談するか学校にCo-opプログラムのルールを確認してください。

 

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