【生物基礎】生物の多様性と共通性【ポイント】

生物学/BIOLOGY

生物の多様性

多様性(diversity)とは?

幅広く性質の異なるものが存在すること。

地球上には多種多様な環境がある

例)砂漠、草原、森林、高山、海洋、淡水
環境の違いは、陸上では主に「気温」と「降水量」によって決定される。水中でも淡水や海水、光が差し込む浅瀬や暗闇の深海では全く環境が異なる。

多種多様な環境には多種多様な生物が存在している

例)学名という国際的な名前がある種=約190万種
しかし、人間に発見され「新種」と認められた生物に名前がつけられるため、実際には数千万種もの生物が地球上に存在していると言われている。特に昆虫については、毎年多くの新種が発見されている。他には、アマゾンの奥地や深海など人類がよく調査できていない場所がまだたくさんある

 

生物の共通性

生物は長い年月をかけて共通の祖先から進化した。

約138億年前  宇宙誕生
約46億年前   地球誕生
約38億年前  最古の生物の痕跡
進化

形質(生物が持つ外見的な特徴や性質)が受け継がれていく中で変化していくこと。進化には長い年月がかかる…!ポ●モンでも進化という言葉を使うが、生物学的には、あの現象は進化ではなく変態に近いと思います。

系統

生物の進化に基づく類縁関係(どの生物が遺伝情報的に近しいか)のこと。これを図にしたものを系統樹と呼ぶ。

 

すべての生物に見られる共通性

① 細胞

細胞膜で包まれた構造。生物のからだの基本単位。

② エネルギーの利用

ATP(アデノシン三リン酸)でエネルギーを受け渡す。生体内の化学反応(代謝)にエネルギーの出入りが必要。

③ 遺伝情報

DNA(デオキシリボ核酸)という遺伝情報を担う物質を持っている。

 

生物世界の階層性

生物の体は複雑だけど構造ごとに分けられる(階層構造)。この最小単位=基本単位が細胞

※植物…根・茎・葉の3つの器官を持つ。器官と組織の階層間に組織系がある。
※動物…多くの器官(内臓など)を持つため、器官を呼吸や消化など役割ごとに分けた器官系という階層が器官の上にある。

 

細胞の数

単細胞生物

細胞1つで1つの生物(1個体)

例)ゾウリムシ、アメーバ、ミドリムシ、原生生物

細胞群体

単細胞生物が多数集まって1つの体のようになっている

例)オオヒゲマワリ(ボルボックス)⇒生殖細胞と栄養細胞の区別がある

多細胞生物

複数の細胞が集まって1個体となっている。日常的に目にする多くの生物はこのグループ。

 

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