【教員向け】三者面談のコツ~準備とやり方・心構え~

授業実践

先日、知り合い教員との雑談の中で、三者面談についてアドバイスを求められたので、今更ですがブログにまとめてみました!初担任の時の三者面談はとても緊張した記憶があります。

私自身がドキドキしたように、「今年度初担任」「保護者の方々よりも年齢が若いので心配」という教員の方々が参考になるような情報を整理してみます。

実は以前に面談についての記事を1個書いています。

こちらは二者面談に寄せた内容ですが、面談のコツなど基本的なことは似ているので、目を通してもらえたら参考になるかと思います!

 

通知・日程調整の準備

通知について

学校ごとにフォーマットがある場合はそれを参考にしましょう!そうでなければ、先輩の先生方が昨年度利用した通知を参考に作るのがベターです。

気を付けて欲しいのは、日程、話す内容(面談の目的)など載せ忘れないこと。日程は当たり前ですが、「学校での様子」「家庭での様子」「進路について」など「こういうことを話したいんですリスト」を書いておくと良かったです。保護者自身も、初めての子供の三者面談で不安になっている場合もあるので、お互いに見通しが持てるように載せておくとおススメです。

1人当たりの面談時間も最初に伝えておくのがベターです。10分以下だと短すぎると感じたので、入れ替え時間も含めて20分で時間を取り、15分を目安に面談を行っていました。こうすれば後ろ倒しになっても、いくらか余裕が確保できます。

 

いつ通知を配布するの?

面談の初日から逆算して考えましょう!

私は、面談初日の最低でも一週間前には完成したスケジュールを配布したいと考えていました。さらに、配布~回収:1週間、日程調整:1週間くらいかかることを想定して、通知作成も含めて一か月前くらい前から動き始めていました。

しかし、あまり早く配布しすぎても保護者の予定がわからないことがあります。仮の予定を提出してもらって、変更に対応できるように、1日の人数に余裕を持たせてスケジュール調整しておくと安心でした。

完成したスケジュールを載せた通知には、当日の持ち物(スリッパなど)、場所などの情報をわかるように載せておきましょう。

 

日程調整

保護者に希望日程を募る時に、第三希望まで書いてもらっていました。案外被ることが多く、調整に苦戦することもあったので…。

当時の面談スケジュールを一部抜粋・改変して例を説明しますね!

例えば20人のクラスで20個枠を設定し、それで希望を取ると、被った時に調整しづらいです。なので、時間帯別(例えば「13時~14時」など)にざっくり分けて、「その時間の中のどこか」形式で選んでもらうと良かったです。(上記ブロック分けのようなイメージ)

1つのブロックに2~4個の枠があると多すぎず、調整しやすいのではないでしょうか?

時間帯別の枠の中でどう配置するかは、担任判断で考えて配置しましょう。例えば、3年生の三者面談で「進路の話が時間長くなりそうだな」という生徒を休憩時間前の枠に設定したりしていました。

グレーの塗りつぶしは、出張や会議などで時間が読めなかったのと、希望が偶然なかったので面談休みにしています。※の枠は、急な予定変更に対応できるようにわざと空けておいた時間です。

 

決まったスケジュールを配る時の注意

氏名のミスが無いかチェックしましょう。自分の子供の名前を間違えられて嬉しい保護者はいないです。

最近では個人情報保護の観点から名前を載せない場合もあります。勤務校は特に指定が無かったので、教室掲示用は氏名保護者配布用は出席番号で分けていました。

 

当日までの準備

面談シートを準備する

必須ではないのですが、あると話がスムーズに進みます

特に進路関係の話は、保護者と生徒間でよく話せていないパターンがそこそこありました。「どんな分野に興味があるか?」「そもそも大学進学予定なのか?」などなど、その辺りを担任が事前に把握できていると、面談で相談された時に焦ることなく対応できます。

高校三年生の面談は保護者側が一番進路について心配している時期なので、推薦入試を含めた大学情報や公務員試験情報について提示できるかどうかが信頼獲得のカギです。

 

教員向け外部サイトを上手に使おう!

勤務校はベネッセハイスクールオンラインを導入していたので、そこから資料をダウンロードすることができました。

三者面談用の保護者資料、面談準備シートはもちろん、生徒向けの学習記録シートなどシーズンに応じた資料のテンプレートを利用できます。「プリントをつくる時間が無い!」という場合の救世主でした。笑

 

教室の準備

当日に準備してももちろんOKですが、机の配置などをシュミレートしておくといいですね!

よくある対面式に机を配置をしてもいいですし、コロナ禍の時は90度になるように机を配置していました。後者の方が視線が上手く外れつつ距離が近いというメリットもあります。その結果緊張感が緩和され、「面接感」も薄れる気がするので、生徒と二者面談する時におススメです。

 

 

待ち時間に目を通せるものがあると良い

「保護者が待ち時間に目を通せるものを廊下に配置・掲示しておくといいよ~」と先輩に教わりました。これは学級通信でもいいし、写真でもいいです。

ということで、その先輩にならって、クラスの学校行事写真をカラーコピーしてクリアファイルに入れて、教室前の机に置いていました。(コピーは学校でして、ファイルも学校でもらえるので実費0円です。)

高校生くらいになってくると、学校での様子をいちいち話さない生徒もいるので、「こういうことしてるんですね!」と嬉しそうな保護者の表情を見れて良かったです。

そういう特別なものでなくても、受験に関するパンフレットとか、5分~10分の待ち時間に時間をつぶせるものがあるといいですよ…ということで!

あくまでこれは+αの気遣いなので、マストではないです!負担ならやらなくてOK

 

心構え

最初の挨拶が肝心

私たちは仕事で三者面談をしていますが、保護者も仕事を休んで面談に参加しています。「本日はお忙しい中ありがとうございます!」の気持ちを忘れずに…。

余談ですが、私は勤務時間外の面談日程時間(土日や夕方五時以降など)は基本は設けないようにしていました。感謝はするけど、へりくだりすぎて自分の首を絞めないようにしたいですね。

 

あまり謙虚になりすぎない

年齢が年下、子供を育てた経験は無くてもそれはそれです。「教員」として、保護者が安心できるような振る舞いを見せましょう!

私も不安はありましたが、上述の準備でカバーし、当日はなるべく堂々としていました。

 

こんな時どうする?

★初対面の会話から、明らかに学校に対して不信感を持っていることがわかる保護者の方

無視せずに、共感しつつ、学校のどこに不満があるのか聞いていました。校則のこと、部活のこと、授業のこと…聞いて改善が必要であれば対応していました。

例えば、「主任や管理職に確認してみますね」とその場は答えて、確認、結果や今後の対応を後日電話または生徒を通じて伝えていました。

 

★担任の学歴を聞いてくるタイプの保護者

進学校では「実績のない担任が進路指導できるの?」と不安に思っている保護者はいます。私は学歴を特に隠していませんでしたが、隠したいタイプの先生ももちろんいました。

隠したいタイプの先生は、「先入観を無くすために、学歴は公表しないようにしています!」で一貫していました。その先生はW大卒だったみたいですが、生徒には隠し続けてましたね。

 

 

★話が終わらない保護者

「この後も面談があるので…」「会議があるので…」とまずその場は話しを終わらせましょう

ただの雑談ならいいのですが、過度な不安の吐露だったり、内容的に深刻な場合は、後日また時間を取る等のアフターフォローが必要です。

1人で手に負えないな~と感じた時は主任や管理職にお願いして同席してもらうこと!抱え込まないように!

 

 

★家庭事情が複雑な生徒の保護者

保護者の中には自分の不安について、生徒に聞かせたくないと思っている人もいます。例えば進路に関わるお金の話や、家庭内のいざこざ(夫婦間の問題・離婚など)についてです。

進路相談の時にどうしても進学関連で金銭的な話になりがちですが、あまりそこにフォーカスしすぎないようにしたいですね。

ある先輩教員は、三者面談が一通り終わった後、先に生徒を退出させて、「何か心配事はありますか?」と聞くやり方をしていました。私はそこまでの時間は無かったので、面談の通知に「担任と個別に話したい内容がある場合は事前にご連絡ください」と載せておいて、申し出があった場合に対応していました。

 

まとめ

三者面談のポイント

★日程調整までの作業は素早く丁寧に!⇒ミスが無いか必ずチェック

★余裕があれば資料などを準備して内容を充実させよう

★「教員」として保護者が安心できるような振る舞いを忘れずに!

 

 

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