Co-opプログラムでは座学終了後にインターンシップをすることで、受講プログラムに関連した経験を積むことができます。インターンシップ先を見つける際に面接(インタビュー)があり、その対策用の質問リストを自分で作り練習していました。
今回の記事ではその質問リストを公開しつつ、実際のインタビューで聞かれた質問なども追加してまとめてみました。これからインタビューを控えているまたは現在Co-opプログラムを受講中の方の参考になれば嬉しいです!
定番の質問
Tell me about yourself (doing this job)?
面接の定番と言えばこの質問です。自分の事・状態を簡潔に話します。
例えば、
- ABCカレッジのDEプログラムを受講しています。
- マーケティングに~という理由で興味がある。
- インターンシップを通じて~を学びたい。
などの事を30秒以内にまとめていました。
レジュメにわざわざ書かない趣味などのパーソナルな情報をサラッと終わりに加えると印象がいいよ!とアドバイスをもらいました。
What do you consider a weakness (strength)?
これは日本でも定番の質問で、いわゆる長所・短所についての質問です。
長所についてはそのインターンシップ先の仕事で役立ちそう・活躍しそうなものを選んで強くプッシュするようにしていました。過去の経験とか実績も交えつつ話すと説得力があります。
例えば、私の場合だったら「日本では教師として働いてました。どんな仕事でも責任感を持って働きます。」とか。
逆に短所については、よくあるパターンとして、
- 短所は~ですが、これを克服するために~を工夫しています。
のような感じで短所を述べた後に必ずポジティブな印象を残せるようにしました。
What immediate contribution do you think you can make to this company?
即戦力になりそうなスキルを持っていれば積極的にアピールしましょう!
とはいえ、Co-opプログラムのインターンシップの場合、未経験で希望することが多いと思います。
私もパッと目立つようなスキルがありませんでしたが、ポートフォリオを提出して「プレゼン資料作成が得意です!」など自分の中で自信があることをアピールしました。他人と比べてたらキリがないので、根拠を示しつつ、自分の得意なこと・長所と絡めつつ、仕事に対しての意欲をアピールしていました。
ちょっと答えにくい質問
Where does this job fit into your career goals?
インターンシップを通じた経験があなたのキャリア・将来にどう関係するのか聞かれます。
- なんでこの職種を選んだのか
- どういうライフプランなのか(カナダでPRを取得するのかなど)
- インターンシップ後どういう風になりたいのか
このあたりの事を考えておく必要があります。
近い質問としては「5年後どうなっていたいですか?」と言ったものがあるでしょう。個人的にはいざ実際に聞かれると困る質問だったので、時間がある時にじっくり考えておいた方が、中身がある回答をできると感じます。
「最終的には日本に戻る予定」だとしてもわざわざ言わない方がいいとアドバイスもらいました。でも大学を休学している人はそこで嘘をつくのも難しいと思うので、個人の判断によると思います…。
What are your salary expectations?
給与とかの話をされることがあります。日本の時は無い感覚なので、答えるときに難しく感じました。笑
Webサイトなどで調べると「バンクーバーの最低賃金から考える」「その仕事の平均年収から算出する」「現在の仕事を基準にする」など色々出てきますが、なかなかしっくりくる回答を見つけることができなかったです。
オフィスジョブや特にマーケティングのような仕事は人気が高く、IndeedやLinkedInの求人を見ていると時給が最低賃金レベルでも応募者がかなり多い事がわかるので驚いたことも。
「I am ready to accept your standard salary offer for entry-level jobs.」的な回答が日本人の私にはしっくり来たので何度か使用したことがあります。
仕事に関するベーシックな質問
Where is your office located in Vancouver?
実際に働く場所を確認するといいです。たまにWebサイトや求人情報のアドレスが本社的なところで、実際のオフィスは違うことがあります。
リモートワークの会社だと、コワーキングスペースがオフィスになっていたこともあったので、最後に確認していました。
Could you tell me about working hours?
勤務時間についての確認です。「何時から何時まで、週何日で休みはいつか」など勤務に関する基本情報をしっかり聞いておきましょう。
What is the general flow of the workday from start to finish?
もしここで働くことになったら~という体でどんな仕事をするのか聞いておくとインターンシップをしている自分を想像しやすいです。
dress code
オフィスジョブの場合はオフィスカジュアルでいいんじゃないか…と思いつつも一応確認していました。
「何か質問はありますか?」への質問
「What are you looking for in terms of skills that I should practice in order to be the best fit for this role?」的なことを聞いていました。
そうすると「会社ではどんな人材を求めているのか」を面接官の方が語ってくれます。本当に3分くらいけっこう話してくれる会社・面接官の方が多くてびっくりしました。
メモを取っておくことで、このインタビューをした会社とは縁が無くても「求められているスキル=この職種・業界で必要なスキル」と判断して次以降に役立てることができます。
その他質問まとめ
たくさんあるので箇条書きです。対策準備した質問が多めですが実際に聞かれた質問には★を付けておきます。
- How do you know you are capable of handling this job?
- How do you handle conflict with a co-worker (a supervisor)?
- Can you tell me something you have done which shows you have initiative?★
- How do you work under pressure?
- How do you feel about doing routine work?
- What five words would you say describe you the best?
- Do you prefer to work with a team or by yourself?
- How did you hear about this job?★
- If you had magic hands, what job would you choose?★
最後の質問は「海外っぽいな」と思いました。笑
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