11月になって、バンクーバーも急に寒くなってきましたね。
先月、友人の内見に同行したので思ったことを書きまとめてみました。
バンクーバーでの部屋探しは難しいと知っていても、理想の部屋が見つからず、そもそも内見のアポイントメントも取れず…と鬱っぽくなってしまう人が多そうです。
自分が内見した時のTipsについてはこちらの記事にまとめてあるので、合わせてご覧ください!
知ってたけど値上がりがすごい
特に最近は物価上昇に伴い、家賃も上昇しています。
体感では昨年の同時期より100ドルくらい値上がりした印象です。もちろん立地や設備がよければ、それよりも大幅に値上げした部屋がたくさんありそうです。
ちなみに、私の今のシェアハウスのベースメント(プライベートバス付・2人シェア簡易キッチン)も昨年780ドルから900ドルに値上がりしていて驚きました。
留学生だとどうしても予算がきつくて部屋探しが難航しがちです。予算で絞って部屋探しをするとなかなか内見までたどり着けないので、予算より少し上の価格帯の部屋もまずはメール(内見)してみることをおススメします。
友人は800ドル~、900ドル~、1000ドル~1200までの3つの範囲の価格帯の部屋を複数内見していました。最終的に決めたのは1000ドルの部屋です。値段だけ見れば高いと感じるかもしれませんが、駅近(5分以内)で2人シェアの新しめの物件だったので総合的に判断して決めていました。
短期滞在者には少しハードルがあがったかも?
バンクーバーでは部屋の需要と供給のバランスがおかしいので、1つの部屋に数十人から連絡が来ます。
部屋を貸す方も選別する労力があるので、最低でも6カ月借りることを条件にしている物件がほとんどでした(これは私が内見付き添った範囲内です)。
先着順ではなければ、1年>6カ月>それ以下という風に優先されることもしばしばあるそうです。
自分が残りどのくらいバンクーバーに滞在するかを考慮して、計画的に住む部屋を探しましょう。(とは言えこれがなかなか難しい)
内見は2人で行こう
安全面から内見は2人で行こうと色々な方がおススメされていますが、それ以外の面でも2人で行った方が都合がいいなと感じます。
部屋探ししている本人は、内見の時は大家さんと話しをするのに集中していることが多いので、なかなか冷静に部屋を見渡す余裕がない気がします。
基本は部屋探ししている本人が話すので、付き添いの私は口を開くことはありません。
留学生で、部屋探しが初めてだとどうしても確認ミスがあり得るので「2人で聞く」という姿勢は大事かもしれない…。
部屋探し経験のある人を連れて行こう
内見でアドバイスをもらうときに、部屋探し経験のある人を連れていった方がいいと思います。
特に優柔不断な方は、客観的にアドバイスできるような人と一緒に内見に行くべきです。
基本的には部屋の値段と設備・環境が比例しますが、人によって優先事項が違うので、そこを2人で共有してから内見で気になるところをチェックするのがいいですね。
優先事項と条件の付け方は別の記事で紹介しているので、もしよければ参考にしてみてください。
今回部屋探しを手伝った友人は、私のホームステイでのルームメイトだったので、求めている生活レベルが近いのもあり、アドバイスしやすかった・されやすかったです。
内見の初日・初回しか勝たん
よっぽどの事情がなければ内見OKな日程の初日・初回で行ったほうがいいです。
私の友達は午前か午後か選べたら迷わず午前の内見に行っていました。多くの学生は授業終わりの夕方以降の時間で来訪することが多いので、午前中に内見できれば少し考える時間を取ることもできます。
即決できるレベルの理想の部屋に出会えることはまず少ないので、少し冷静になって考える時間が欲しい…という場合に午前中の内見はおすすめです。
学校の授業があるとは思いますが、本当に家が無くて必死な人は仕事を休んで内見に行くらしいので、優先順位が授業>内見の時点で負ける物件が多々あります。
もちろん勉強しに来ているので、授業に出席した方がいいのは当たり前ですが、内見のアポイントメントを取る時に「この部屋は自分の希望に近い!」と思っているならば内見を優先してもいいと思います。
大家とのやり取りは文字に残せ
これは実際に聞いたトラブルですが、「内見・契約の時に言ったことと違うじゃん!」ということがありました。
私はそもそも電話で英語のやり取りをすることに自信がないし、口頭での約束は信用していないので、できる限りテキストベースで確認・連絡をしています。
もし電話で何か新しいことが決まったら、確認の意味を込めてメールなどで共有した方がいいなと思いました。まともな大家さんなら納得するはず…。
大家の対応が怪しいな…と思ったら辞める
言っていることがコロコロ変わったり、返信が著しく遅かったり…入居後もそれが原因でストレスになりそうなら避けるのも大事だと感じました。
例えば、「デポジット先払い⇒契約書の内容は入居日に見せるのでそこでサイン」することを提案してきたオーナーが居て、友人は断っていました。一般的には「契約内容に合意したらサインしてデポジットを払う」の流れで契約がすすみます。
契約書が無い部屋もあるとは思いますが、契約書がない=楽ではないことを十分承知した上で借りるか判断しましょう。何かトラブルが起きたときにすべてオーナーの言い分が通ると思っててもいいくらいです。
ちゃんとしたオーナーであれば、オリジナルの契約書(私の今の部屋はこのタイプ)か政府が用意しているBC州向けの契約書を提示してくれるはずです。デポジットが現金の場合は、必ず領収書(またはサイン)を貰いましょう。
どんなに気を付けていてもトラブルはあります。また、自分自身が冷静に対応できるように、内見の前から準備をして臨むことが大事だなと感じました。
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