難しい?Serving It Right(SIR)の内容と取り方

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バンクーバーに留学予定または留学中で、居酒屋やレストランで働こうと考えている方は要チェック!

ブリティッシュコロンビア州(バンクーバーがある州)では、サーバー等のお酒を提供するポジションで働くためには、州認定の資格「Serving It Right (SIR)」 を取得しなければいけません!

今回は「SIRって何?」「どうやって取得するの?」「テストの難易度は?」「どこを勉強した?」などなど疑問に答えつつ情報を紹介します。

 

Serving It Right(SIR)とは?

バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では、アルコールを提供するポジションで働く場合は、Serving It Right(SIR) の資格を取得する必要があります。これは法律によって定められているので、絶対必要です。ポイントは「アルコール」なので、飲食店でもアルコール提供のないカフェなどでは、Serving It Right (SIR) は必要ないです。

 

どうやって取得するの?

Serving It Right (SIR) の公式ウェブサイトからオンラインで取得することができます。取得までの流れはざっくり以下の通りです。

オンライン講習(約4時間)
オンラインテストを受験

たった2STEPです!

 

受験料について

オンラインテストの受験料は35ドルです。一発勝負ではなく、35ドルの受験料でテストに3回チャレンジすることができます。万が一、3回目の受験で合格しなかった場合は、もう一回35ドル払えば再受験が可能です。

合格点は?

合格して認定証を受け取るためには、テストで80%のスコアを獲得する必要があります。問題数は全部で35問なので、28問以上正解すれば合格です。

認定証について

試験に合格すると、すぐに認定証のPDFが発行されて、認定証を印刷することができます。テストを申し込みする時にアカウント登録をするので、一度取得した認定証はいつでも閲覧・印刷することができます。

運転免許証サイズの証明書も発行できるみたいですが、これは5ドルの有料みたいです。私は今の所必要ないので発行してません。

問題形式や時間制限は?

選択式のテストです。True/Falseの2択の問題もありました。問題は常に同じではなく、ランダムに生成されるため、テストごとに異なる内容になっているみたいです。ちょっとめずらしいのが時間制限がないというところ。公式サイトによれば、ログアウトして後から再開することも可能らしいですが、なるべく1度で終わらせた方が楽ですよね。ちなみに私は1時間ちょっとかかりました。テスト問題が英語なので、読むのに時間がかかった感じですね。

 

難易度は?簡単?難しい?

個人的な感想は、思ったよりは簡単だけど、勉強しないとダメだな~という感じ。もう少し具体的に話すと、微妙なシチュエーションについての正しい行動を選ぶ問題があって、ちゃんとオンライン教材を見ておいたらわかる…みたいな問題がちらほら。

日本のアルコール取り扱いのルールと結構違うところもあるので、文化を学ぶとおもって4時間のオンラインレッスン受けてから臨むといいですね。私は1日2レッスンずつやって3日で取得しましたが、休みの日を使えば1日で問題なく取得できます。

 

ここをチェックしておこう!

基本的には、準備でオンラインレッスン(4時間)受ければそんなに難しくないです。英語の語彙に自信が無い人は必ずチェックして意味を調べながらやった方がいいですね。

各レッスン中にクイズやデモンストレーションのビデオなどがあるので、それがほぼ正解ならだいたい大丈夫だと思います。私がそんな感じだったので…。

PDFの100ページくらいのテキストもあるんですが、私はそれは特に読みませんでした。オンラインレッスン受けながら、大事そうなところをメモ取って、テスト前に見直したくらいです。選択問題なので、上記の作業で要点が頭に入ってればなんとかなりました。どこが大事かわからん…という人は以下の点をよく確認してみてください!

数字

「閉店の30分以内になったら酒類の提供をやめる」「Standard Drink(SD)の計算方法」など数字が絡んでくるところは要チェックです。特にSDについては、簡単だけど知らないとできない計算問題があるので、1回目を通しておいた方がいいと思います。

未成年

バンクーバーでももちろん、未成年への酒類の提供は禁止されています。レストランなどで、未成年が成年者の代理で注文することも禁止されています。もし未成年(らしき人)がお酒を買いに来たらどうする?などの対応を確認しておくとベター。

ID

酒類を提供するときに何か身分証を確認する時、どの証明書がOKなのか出てくるので、これも必要な知識です。Primary IDとSecond IDがあるので区別ができるようにしましょう!

中毒・酩酊

アルコールなので中毒とか、どの状態から酩酊と判断して酒類の提供を止めるべきなのか…などなど。

まとめ

アルコールを提供するポジションで働く場合は、Serving It Right(SIR) の資格を取得する必要があります。これは法律によって定められているので、絶対必要です。

主にレストランやバーなどでサーバーをする人は採用後なるべく早く取得するように店から指示があると思います。つまり、取得しなくてもインタビューを受けて採用してもらえることはありますが、期日までに取得できない場合解雇されちゃうかもしれません。

Indeedなどの求人サイトを見るとSIR持っているとAsset(採用にプラス)になると書かれているものもあります。どうせ取得しなければいけないので、レストランなどで働く予定がある人は語学学校期間中とか職探しをする前に取得しておくとスムーズです!

SIRに似たような資格でFOOD SAFE(フードセーフ)というものがあり、こちらも働く場所によっては必要な場合があります。詳しく知りたい人は別の記事で紹介しているので参考にしてください。

おまけ情報

お給料をもらうときにSocial Insurance Number(SIN)の提出を求められます。何それ?という方はこちらの記事をチェックしてみてください。また、銀行で給与口座を作りたいという人はこちらの記事をどうぞ!

 

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