生物の授業で使えるプリントを公開します!
今回は生物基礎の生態系の範囲で学習する「バイオーム」です。
地球上には様々な環境があり、そこには異なる生態系、ユニークな生物たちが生息しています。バイオームは気候(気温と降水量)によって決まるので、それを示したグラフが理解できると、この分野で躓きにくくなります。
グラフを読み解き、気候という若干「地理」的な要素の理解に加え、どんな生物(植物+動物)が生息しているかを覚える必要があるので、やや大変さを感じる生徒が多いです。
今回紹介するプリントたちを使って毎年「バイオーム」を教えていました。そのまま使用してもOKですし、参考にしていただければ嬉しいです。教科書の改訂に伴って若干変更があるかもしれませんが、お手元の教科書と照らし合わせて改変してください。
プリントの使い方
グラフの見方のポイントを抑える
各バイオームを分けるポイントを抑えながら、グラフの見方を説明していました。グラフを全部書け!ということではないので、要点を絞って解説しないと、生徒の頭がパンクします。
例えばこんな感じのことをコメントしていました。
白黒のグラフに書き込みながら説明して、最終的に上の図のようなグラフが完成します。
各バイオームの名称と特徴を覚える
当時使用していた教科書の順番ではグラフが先で、その後に細かい内容だったので、その通りに進めていました。
しかし、いきなりグラフから入るのは難しいと感じるレベルであれば、バイオームの名称や特徴を先に指導してからの方がスムーズに進みました。「砂漠」とか「熱帯雨林」とかはそこそこの生徒が既に名前だけは知っていますし…。
画像のような感じで一覧表を作り、埋めながら説明をしていました。こちらのプリントで、丁寧にやるとだいたい1コマ分です。空欄だけのプリントを渡して、グループワークでプリントを完成させるという方法もありです。
プリント
PDFファイル
https://nrl-fragment.com/biology_tips_for_teachers_2/
コメント
グラフの左下ってツンドラですよね
コメントありがとうございます。
針葉樹林が2カ所あったのを、ツンドラに訂正しました。
今まで気付かなかったためご指摘いただき助かりました。
ありがとうございました。