2022年11月27日~30日にかけてイエローナイフ(Yellowknife)に行ってオーロラ観賞してきました!
バンクーバーに留学に来て、初めてちゃんとした旅行らしい旅行なので準備段階からワクワクしていました。現地のガイド・送迎付きのツアーに参加して、不便なくオーロラツアーを楽しめたのでよかったです。
この記事では利用したツアーの紹介と実際にオーロラ見た感想などをまとめています。
イエローナイフ
イエローナイフについて
イエローナイフはカナダのノースウエスト準州の州都です。
日本から行く場合は直行便は無いので、一旦バンクーバー空港などを経由してからイエローナイフ空港に向かう必要があります。日本からイエローナイフ空港まではトータルで10数時間です。
私はバンクーバー在住のため、バンクーバー空港からイエローナイフ空港まで約2時間程度の行程で済みました。
ちなみに泊まったエクスプローラーホテルについてはこちらの記事にまとめてあります!
オーロラ鑑賞におススメの場所
カナダでオーロラが見える場所と言えば、今回紹介するイエローナイフとホワイトホースの2都市があります。
オーロラを見ることをメインに旅行プランを組む場合はイエローナイフがオススメです!
なぜかというと、イエローナイフの方がオーロラがよく発生するエリアを示したオーロラベルトの中心部に近いため、オーロラが見える確立が高いと言えます。
一方で、ホワイトホースはイエローナイフよりも若干確率は下がりますが、市内の観光スポットも多いそうです。また、オーロラのシーズンの平均気温はイエローナイフが低い(より寒い)ので、あまりに寒さが苦手な人はホワイトホースの方が若干マシかも…?
まとめると、オーロラの優先度が高い人は迷わずイエローナイフを選びましょう!
オーロラビレッジ
オーロラビレッジ(Aurora Village) はイエローナイフの市内にオフィスを構えるツアー会社です。
元々イエローナイフに住んでいた先住民の方が創始者で、ノースウェスト準州の先住民の方々の文化や伝統、遺産を共有することを目的に「オーロラビレッジ」という専用の施設を作ったそうです。
日本語を含めたガイドが可能
世界各地から旅行者が来るため、ツアーガイドの対応言語が多いです!
基本のガイドは英語です。日本語はもちろん、中国語・韓国語を話すガイドさんも在籍しており、その日の参加者の国籍によってフレキシブルに対応できるところが魅力です。
私が行ったときは韓国からの参加者が多かったため、毎日英語と韓国の案内を聞いていました。笑
防寒具をレンタルできる
マイナス30度以下に耐えることができる防寒具一式は買うとめちゃくちゃ高いですし、嵩張るので荷物が大きくなってしまう…という問題点をレンタルで解決しましょう!
ジャケット、ミトン、パンツ、靴をフル装備でレンタルできます。特典?サービス?で頭まですっぽり覆える、オーロラビレッジのロゴ入りのフェイスカバーがもらえたので、それも便利でした!
また、ホテル到着・ツアー終了時に防寒具を準備・回収してもらえるので、移動がとてもスムーズです。
スキーウェアで代用しようかな?と考えている人もいるかもしれませんが(私もそう考えていたので一応一部装備を持って行った)、専用の装備のほうが断然暖かいのでレンタルをおすすめします!特に靴が大事…。
オーロラ観賞時に必要な服装や持ち物についてはこちらの記事でまとめてます!
他のアクティビティも楽しめる
オーロラビレッジでは市内観光、犬ぞり、アイスフィッシングなどのアクティビティも用意しています。
私はバスで回る市内観光と犬ぞりを体験しました!こちらについてはまた別記事でまとめます。
前日でもアクティビティの予約はできるそうですが、シーズン中は人気アクティビティは埋まるのが早いです。パッケージで組むとお得なので、どうしてもやりたいものがあれば先に決めておくのがベターですね。
いざ、オーロラを見に!
ビレッジへ移動
ホテルのロビーに夜9時集合をして、市内から車で30分ほどの場所にあるビレッジに移動します。
ビレッジは、オーナーの私有湖を取り囲むティーピーと丘の上の展望台が集まったエリアです。
私は主にビレッジの入り口にあるダイニングホール(上部の写真)で、待ち時間を過ごしていました。暖房とフリードリンク、大きなテーブル、水洗の綺麗なトイレが備えてあるので、長時間の滞在でも快適に過ごせます。
白いティーピーにも薪ストーブと暖かい飲み物が用意されているため、オーロラを待っている時間もリラックスして過ごせます。
他にも日本語対応しているツアー会社はあるそうなのですが、そちらはバスツアー(オーロラが見えるところまで移動する)形式らしいです。私のように待ち時間をゆっくり過ごしたい人は、オーロラビレッジさんのツアーがいいかも?
第1夜
私の旅行プランは3泊4日だったので、拝めるチャンスは3回です。ということで臨んだ第1夜は見えたけど、本当にうっすらでした…。
オーロラにはレベルが1~5まであるそうなのですが、これはレベル1らしいです。基準としては、「肉眼で見える人と見えない人がいる」らしい。
ちなみに、ガイドさんから聞いたオーロラが見える条件は以下の通りです。
余談ですが、私が到着した日の前日まで(11月中旬)のイエローナイフの気温は例年の同シーズンよりかなり高かったらしく、オーロラが見えなかったらしいです。
ちょうどこの日から最低気温がマイナス15度に下がり、「やっと冬が来た」と現地の人々がおっしゃっていました。第2夜はマイナス30度近くまで下がるらしいので、オーロラ発生の期待が高まります。
第2夜
見えました‼!!!!!!!
夜10時ごろ、誰が見てもオーロラ!って感じのオーロラが見えて安心したと同時に感動…。
これはレベル4くらいらしい。
カーテンみたいにひらひら靡いてるのもはっきり見えて、寒さを忘れて眺めていました。
これはレベル4~5くらいらしい。
第3夜
第3夜も最高のオーロラが見えました!
第2夜が撮影の練習になったので、反省点を活かし、より鮮明な写真の撮影に成功。鮮やかなグリーンが本当に綺麗でした。
赤いオーロラも観測できました!
今回は割愛しますが、オーロラ発生の仕組みや色の違いについて詳しく知りたいひとはウィキペディアなどを参照してください。
ツアーに参加する時のアドバイス
防寒具はしっかり
とにかく寒いので、装備はしっかり準備してください!最低限の持ち物や服装をしっかり確認しないと寒くてオーロラどころではない。
顔も頬まで隠れるフェイスカバー(最悪マスクでも)があると良いです。
特に写真を撮りたい人はスマホ対応の手袋があると長時間粘れます。レンタルで支給される手袋はミトンなので指先での細かい作業ができません。素手で作業すると数分も持たず凍傷のリスクがあり、とくにカメラ等の機材に金属が含まれているとより危険です。
ホッカイロもあると手足の指先が暖かく、凍傷になりにくいです。マイナス15度の日は特に必要性を感じませんでしたが、マイナス30度以下の日はレンタルしたミトン手袋の中に放り込んでました。
撮影機材の使い方は練習しておく
綺麗にオーロラが見える日はだいたい寒く、指先が上手く動きません。
そして、暗闇の中で作業するため設営などが思ったより難しい場合があります。
普段使い慣れていない一眼レフなど持っていく場合は、あらかじめ練習しておいた方がいいですね。
スマホで撮影もできますが、寒さで電源が落ちるので充電器必須です。長めのケーブルだと、充電器をジャケットのポケットに入れてスマホだけ出して撮影しやすいですよ!
夜食の準備
オーロラビレッジには基本的には食べ物が無いです。夜9時~深夜2時までホテルには戻れないので、夜食を持っていくことをおススメします。
写真は(たぶん)パッケージで申し込んだからついてた、スープとバロック(パン)のサービス。クラムチャウダーとふかふかのパンが美味しかったです。
フリードリンクでお湯がもらえるので、カップ麺やお菓子を持ってきている人が多かったです。イエローナイフ市内にあるスーパーやドラッグストアで食べ物を買っていくこともできますが、ダイニングホールに電子レンジは無いので注意です。
ちなみに常温の飲み物は無いので、ジュースが良ければ自分で持っていくか、ダイニングホールでペットボトルの水を1ドルで買えます。
まとめ
「オーロラが見たい!」と旅を考えている方の参考になれば嬉しいです!
イエローナイフでオーロラビレッジさんのツアーに入れば、イエローナイフ空港に着いた時から快適にオーロラウォッチングとイエローナイフ観光を楽しめます。
私のように英語でのガイドも問題ない人でも、英語が全く分からない人でも、現地で柔軟に対応してもらえるので安心です。
イエローナイフで有名なレストランの食べログもあります!
オーロラはスマホでも撮影できます!
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