バンクーバーで生活した2年間の間にホームステイとシェアハウス両方経験しました。
カレッジが始まり就労できるようになるまでの間は、日本で貯めたお金を少しずつ使って、なるべく節約した生活していました。
シェアハウスでの生活は1年以上経ち、支出と収入のバランスも安定してきたところで、だいたいの生活費とその内訳をメモしてみようと思います。
この記事ではまず、ホームステイに関してまとめています。シェアハウスについては別の記事をチェックしてみてください!
ホームステイ時代の生活費
語学学校時代:1000カナダドル+仲介料
ホームステイ先の決定は語学学校からの斡旋でした。丁度コロナ禍(2021年春)だったので、ホームステイ受け入れ先が少なく、渡航前日にギリギリ決定。
当時の代金は1000カナダドル+語学学校への仲介料でした。渡航前に最初8週間分の代金を支払い済みだったので、その期間は支払いはありません。
料金に含まれたもの
- 食事
- シャワー
- トイレットペーパーなどの消耗品
- Wi-Fi
などなど生活に必要なものは全て入っています。
料金に含まれていないもの
- 個人消耗品(歯磨き粉やシャンプーなど)
- 定期代
- スマホ代
共用のものがあるステイ先もあるかもしれませんが、こだわりがある場合は自分で買った方が無難です。
語学学校卒業後~カレッジ時代(前半)
解約⇒個人で再契約(業者を通さない・言わない)の流れで、3か月目からは仲介手数料が必要なくなり、1000ドルのみ支払いました。
家賃1000ドル+定期約100ドル+スマホ代+その他=毎月1200~1300ドルくらいです。
私はたぶん節約志向で、カフェなどには頻繁には行かず(行ってもティムホートン)、ご飯はほぼ家で食べる(昼は持っていく)生活でした。
洋服や生活用品にこだわって買う予定がある人なら+200~300ドルかなぁ。
生活に慣れて、カレッジ+アルバイトで収入が入り始めたころまでホームステイでお世話になりました。
1000ドル払う価値ある?
渡航前に家が決まっているというのは安心できます。また、家を持っている=バンクーバーでの生活のノウハウがあると考えると、初期のころに一緒に住むことで色々教えてもらえます。
私個人は最初のホームステイを延長したのですが、その時に決め手となったポイントがいくつかあります。
チェックポイント
食事
アジア系のホストファミリーだったので、ご飯が口に合っていて、美味しかったです。
フリースナックやドリンクは普段からあって、朝ごはんはパンやシリアルなど食べたいものを食べるフリースタイルでした。
イベント時にはケーキやターキーをふるまってもらえたので思い出になりました。
たまに「ご飯がまずい」「少なすぎる」という場合がありますが、そういう場合は気づいた段階でシェアハウスや別のホームステイ先を探すことをおすすめします。
立地
駅から歩いて10分程距離はありましたが、住宅街で落ち着いたエリアでした。
また、最寄り駅もカナダラインでダウンタウンにある学校にも行きやすかったこともよかったです。
当時の語学学校だと、ノースバンクーバーやバーナビーのほうでホームステイをしている人が多かったです。
アルバイトなど始めると夜遅くまで働くこともあるので、ダウンタウン近くに移動する人もいます。
環境
せっかく留学に来たから英語環境がいいですよね。
ホストシスター・ブラザーがちょうど大学生くらいで、一緒に出掛けたりゲームしたり交流できたのもよかったです。
またホストマザー・ファザーもとても面倒見の良い人で、(もちろん私も気を付けて生活していましたが)大きなトラブルはありませんでした。
自分以外にも2名ほどホームステイしている人がいて、日本人の人とは日本語と英語でコミュニケーションを取れたのでストレスフリーに感じます。
ちなみに、シングルベッド、デスクと椅子、クローゼット、本棚、扇風機(夏)が揃っていましたが、部屋は一番小さい部屋でした。笑
なるべくコンパクトな荷物できた私でも収納が足りない気がしたので、洋服たくさん持っている人、私物が多い人だと厳しい部屋の大きさだったと思います。
色々なアイテムを駆使して快適に過ごせるように頑張ってました。
1ヵ月住んでみて判断しよう
ということで、当時の私は一か月くらいで「延長したいな」と思い、ホストマザーに相談しました。
バンクーバーの家賃相場(当時)が750~900くらいと考えると+食事で1000ドル、かつ上記の条件がそろっているならいいかな~という感じです。
解約⇒個人で再契約(業者を通さない・言わない)の流れで、3か月目からは1000ドルのみ支払いました。
家賃1000ドル+定期約100ドル+その他=毎月1200~1300ドルくらいです。
カフェなどには頻繁には行かず、行ってもティムホートン、ご飯はほぼ家で食べる(昼は持っていく)生活です。
ホームステイを自分で探す
学校などを仲介せず、自分で契約すると料金が安くなる場合があります。というのも、語学学校などが斡旋している場合、どのステイ先でも値段は基本一律だと聞きました。
なので、友達も同じ1000ドルを支払っているのに立地、部屋、英語環境かどうかはギャンブルです。
もしホームステイした場所が気に入って、長期滞在したい場合は斡旋された業者ではなく、直接ホストファミリーに相談することをおススメします。
ホストファミリー側も新しいよくわからない人が頻繁に入れ替わるより、慣れた気に入った人と生活する方が楽に感じるとのことで、あなたが後者なら優先してくれるでしょう。
業者に言うとどうなる?
語学学校の友達は最初、1000ドル+仲介手数料でホームステイしていました。そこが気に入り、ホストファミリーに延長を希望したところ快くOKを貰い、850ドルに値下げしてもらったみたいです。
しかし、それをうっかり語学学校のスタッフに行ってしまい、「契約違反」とされ、1000ドル+仲介手数料でその家に継続ステイするか、引っ越すかの2択を迫られたそうです。
貯金額が厳しかったのでこれ以上1000ドル以上支払うのは厳しいと考えた友人は、最終的にシェアハウスを探さざるを得ませんでした。
仲介業者のシステムを考えればわかることですが、油断してしまい、口に出してしまう人がちらほらいるみたいです。
ヤバい家はある
住んでみて一か月くらいならヤバい家だということもわかるので、無理だと思ったら業者に相談して家を変えてもらうor自分で探しましょう。
- リビングに監視カメラがある(事前告知なし)
- 家を売ろうとしていて内見者が頻繁に来る
- セクハラをされる
- ご飯のクオリティが低すぎる
- 勉強に集中できない(うるさい、Wi-Fiが無いなど)
- ホストファミリーからヘビーな相談をされる(離婚問題とか)
- シャワー時間、冷蔵庫が使えないなどのルールが厳しすぎる
- ホストファミリーと英語でもコミュニケーションが取れない
実際に友人から聞いたトラブルだけでこんな感じです。
我慢してると本当に病むので、無理だと思ったら誰かに相談したほうが良いです。
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