「Google Classroom」~クラス作成と4つのタブ機能~

クラス作成と4つのタブ機能 授業実践

この記事では『Google Classroom』(グーグルクラスルーム)のクラス作成と基本的な操作方法を紹介します!

皆さんの学校にもすでに導入されているでしょうか?私の勤務校では昨年度から導入されて、コロナによる休校をきっかけに使用率がかなり上昇しています。

便利なツールなのに、校内では全く使っていない先生方の姿もちらほら…。

そういった先生方の話を聞くと、「クラスが作成できない」「開設したけど上手く活用できていない」「機能がいっぱいあってわからない」等のご意見がありました。

ということで、一番最初にやるクラス作成を中心に基本機能の説明もしていきますね。

 

『Google Classroom』(グーグルクラスルーム)って何?

簡単に言うと、教師による課題の管理をサポートするツールです。

クラスの作成、課題の出題と採点だけでなく、生徒個人へのフィードバック等…授業や学校生活で必要な多くのことをすべて『Google Classroom』で行えます。

個人ではなく学校レベルで導入していて、Googleの学校用アカウント(Gmailの専用アドレス)が教員・生徒個人に割り当てられます。

PCでの利用だけではなくスマホでも利用できるので、生徒と教員が端末さえあればどこでもやり取りできてしまうのが魅力です。

 

 

クラスを作成してみよう

『Google Classroom』の名前の通り、クラスが無いと始まりまらないですよね!

早速クラスを作成してみましょう!

 

手順① ~クラス一覧ページの見方を確認しよう~

クラス開設画面
参考に現在の私のクラス一覧を載せてみました!(クラス名など個人情報の所は伏せてあります)
既に複数作成済みなので画面いっぱいにクラスが表示されていますが、1個も作成していない人のページは真っ白です。
クラス事に色分けされていて、各クラス名の下には生徒人数が記載してあります。
例えば、右上の緑色のクラスは校務分掌用のクラスルームで、教員だけが参加しているアカウントなので生徒数が0人になっています。
対して左下の赤色のクラスは教員全体連絡用のクラスルームで、管理職等特定の教員以外は「生徒扱い」で参加しています。ということで、本来は生徒数が入る位置にクラス管理者(教員名)が入っているんです。
このページの場合、生徒画面からは全て赤色のクラスのように表示されているということですね。

手順② ~クラスを作成してみよう~

クラス開設画面
それでは実際にクラスを作成してみましょう!
画像の右上、黄色枠のところにある「+」をクリックすると、「クラス作成」「クラス参加」というウィンドウが出現します。
「クラス作成」を選ぶと画像右下のようなウィンドウが表示されます。
「クラス名」「セクション」「科目」「部屋」を入力し、右下の作成ボタンをクリックすればOKです。
(今回は例なので全て入力してますが、普段はクラス名しか入力してないです。笑)
なんと!これでクラス作成完了です!

手順③ ~生徒をクラスに招待しよう~

クラスが完成したので、あとは生徒を招待すればクラスとして成立しますね!
やり方は大きく2つあります。
  • 生徒にクラスコードを入力して参加してもらう
生徒のアカウントのクラス画面で、右上にある「+」をクリックして「クラス参加」を選ぶとクラスコード入力画面が出てきます。
スマホ画面だと「+」が右下に表示されてます。
クラスコードの詳細については下で説明します。
  • 生徒を直接招待する
生徒のGoogleの学校用アカウント(Gmailの専用アドレス)がわかっている場合は、それを利用して招待も可能です。
下で説明している「メンバー」のタブから招待できますよ。

個人的にはクラスコードを使ったやり方をおすすめします。

「この画面を開いて~次はここ押して~」とか結局説明しないとわからない生徒が多かったので、その時に一緒にクラスコード入力して参加してもらうほうが簡単に済みました!

クラスの4つのタブを確認しよう

クラス作成!生徒もメンバー登録できた!ここで満足せずあと一息…。
実際に『Google Classroom』を動かしてみましょう!
完成したクラスをクリックして開くと、画面上部に4つのタブ名が表示されます。
ちなみに、スマホでは画面下部に出てきます。
ストリーム…コメントや課題の更新内容など随時表示されます。
授業…課題や質問、資料などを配信・掲示するページです。
メンバー…このクラスに参加している教員や生徒の一覧ページです。
採点…配信した課題の進捗や点数などの一覧ページです。
これらのタブを順番に確認していきましょう!

ストリーム

ストリームいわゆるクラスのトップページです。コメントや課題の更新内容など最新情報が随時表示されます。
画像の赤枠が先ほど説明した4つのタブです。
黄枠の所に「クラス名」や「クラスコード」が表示されていますね。
「クラスコード」は画像にある【y4y24s5】のようにアルファベットと数字の羅列で勝手に指定されます。
「クラスコード」知っているor招待された人しかクラスに参加できない仕組みです。
画面右上の歯車マークの設定から「クラスコード」をリセットしたり、無効にしたりもできます。
間違って伝えたくない人にコードを教えてしまった時や、参加募集していない時などに使えますね!
(例えば今回はお試しなので参加できないように【y4y24s5】は無効にしてあります)
青枠の所を押すとウィンドウが開いて、掲示板のように文字を入力できる画面が表示されます。
ここにクラスで共有したいことを入力してシェアしましょう!
・ファイルを添付する
・生徒がコメントを残す
・特定の生徒に連絡する
・複数のクラスに同時に連絡する
などなど使い方は様々です。
生徒も自由に書き込めるので、掲示板のように荒れたり個人的な内容を投稿されたりするのが不安な場合は、使い方やルールを事前に生徒に伝えておくのをお勧めします。
便利な機能として、『下書きを保存』『予定を設定する』という機能があります。
このタブだけではなく『授業』タブの課題配信でも使えます
後でもう一回推敲したい時や特定の時間に配信したい時など臨機応変に対応できますね!
忘れないように夜に課題の準備しておいて、翌朝の指定した時間に配信するパターンが多いです。笑

授業

授業

4種類の形式で宿題や資料などを配信できます。文字通り『投稿を再利用』したり『トピック』を設定をして階層構造を作れるのもすごいところ。

全部『課題』で投稿しても使えないことはないんですが、目的によって使い分けるといっそう管理しやすいです。

緑枠内の上から順番に紹、私が普段使い分けている例も合わせて紹介していきますね。

 

課題
提出期限を設定できる。
・生徒が提出した課題に点数を付けられる。(採点機能
ルーブリック評価も設定できる。
・生徒、教員ともに添付ファイルを追加できる。
・生徒、教員ともにGoogleフォームやドキュメントなどを課題にくっつけて配信できる。
締め切りを付けたいもの(宿題やアンケートなど)はこの形式で投稿しています。
誰が提出しているかどうかすぐにわかるので管理がしやすいです。
点数化しにくい課題はルーブリック評価を利用することもできるのでおすすめです。
テスト付きの課題
・この形式を選ぶと最初からGoogleフォームを利用したテスト付きの課題を配信できる。
・それ以外はほとんど通常の『課題』と同じで、提出期限設定、採点、ルーブリック評価もできる。
Googleフォームを利用したテストを使わない場合は通常の『課題』で十分かなという印象。
テスト自体はクラスルームではなくGoogleフォームやGoogleドライブ内に保存されるので、そちらを使えないとちょっと難しいかもしれません。
課題は紙で配布→答案用紙を生徒が自分で写真に撮る→それを『課題』に添付して投稿→それを見ながら採点…という形で活用している先生もいますよ!
質問
・YES/NOみたいな択一式の質問から記述での回答まで使える。
・提出期限を設定できる。
・生徒が提出した課題に点数を付けられる。(採点機能)
・生徒、教員ともに添付ファイルを追加できる。
・生徒、教員ともにGoogleフォームやドキュメントなどを課題にくっつけて配信できる。
『質問』と名前はその通りなんですが、Googleフォームを使わなくても済むような短いコメントを生徒に求める場合に利用しています。
「定期テストの振り返りを一言で」とか配信しておくと、生徒が自由に記述して提出してくれます。
他には「勉強捗ってますか?はい/いいえ」のように2択で配信すると、これも生徒が簡単に反応してくれるので使いやすいです。
ホームルーム用のクラスであれば、文化祭企画やクラスレク、席替え等色々なイベントについて意見を取るのにも使えます。
私は提出期限なし・採点なしに設定して、『授業』タブの一番上の見やすいところに置いて質問箱として活用しています。
『課題』でも生徒とコメントのやり取りをすることができますが、『質問』だと生徒の回答を一覧で確認しつつ、個別にコメント履歴が残るので使い勝手がいいです。
ストリームにコメント投稿するとごちゃごちゃするなーと思って代用してみたら上手く収まりました!
授業の質問、ICT関係のトラブルシューティング、プリントのミスの指摘まで自由に投稿してきてくれるのでおすすめです。笑
資料
提出期限、採点の設定がない配信形式。
・他の形式同様に、添付ファイルやGoogleフォームやドキュメントなどを課題にくっつけて配信できる。
生徒からの応答を必要としない物を載せるのに使っています。
見てもらえればいいや!みたいなプリントですね。
例えば、テスト範囲や授業用の補足プリントをPDF化して残しておきます。
「課題機能が無いならストリームのコメント欄に添付ファイルを載せても一緒じゃん?」と思うかもしれませんが、ストリームだと古いものは下に流れてしまうんです。
トピックごとに管理できる『授業』タブに残しておいた方が確認が早いです!
教員専用のクラスルームで会議用資料を配信したいときも『資料』を使っています。

メンバー

メンバー

クラスに参加している人を一覧で確認できるタブです。

新規で追加したい場合は、画像の赤い矢印のところから教員・生徒選んで招待することができます。

教員アカウントを生徒追加のボタンから追加してしまうと、課題配信などの権限が無い状態でのクラス参加になってしまいます。

部活動のクラスルーム等で顧問と副顧問のように関係する教員が2人以上いる場合は、教員用の招待ボタンから招待したほうがいいですね。

 

採点

採点

『授業』タブで『課題』『テスト付きの課題』『質問』形式で配信すると、この『採点』タブに表示されます。

例えば画像では2つの課題が配信されていますね。

そのうち左側の課題は_/100となっていて、まだ採点されていません。対して、右側の課題は採点済みなので黒文字で点数が記入されています。(未提出の場合はそう表記されます)

誰がどの課題を何点取ったかという情報がすぐにわかるので、課題をたくさん配信する場合は役立つページです。

まとめ

この記事では『Google Classroom』(グーグルクラスルーム)のクラス作成の方法を紹介しました!

クラスの作成方法

クラスの4つのタブの機能

がわかれば、基本はOKなのであとは試行錯誤してクラスルームを運営していくだけです!

不安な場合は練習用のクラスを作成して、他の先生のアカウントを生徒として招待してみてください。

「生徒の画面からはどう見えるか?」を確認してもらうと一層理解が深まります。

「イマイチよくわからん…」「ここをもっと詳しく」という箇所があれば、Twitterでもなんでもコメントいただければできる限り説明させていただきます!

これを機に『Google Classroom』ぜひ積極的に活用してみてください!

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