大学受験に向けて、最低限覚えておくべき植物ホルモンを一覧にしてまとめプリントを作成しました!レベルとしては共通テスト(旧センター試験)~国立大学受験までを想定しています。あくまでも最低限なので、一部の難関大学はもう少し深く出題される場合があります。そういった植物ホルモンについては、その都度メモして覚えていくことをおすすめします。
植物ホルモン
植物の体内で生産され、形成された場所から離れた場所へ移動し、植物の形態形成、生長、代謝などの制御に関係する物質(有機化合物)を植物ホルモンといいます。生物基礎の恒常性の単元で勉強したホルモンの植物バージョンですね。
植物がある環境の変化を感知し、植物ホルモンを合成、植物ホルモンを受容した細胞がなんらかの形で応答した結果、植物の代謝や成長が変わる…といった流れで作用します。簡潔に示すなら以下の通りです。
植物の一生と環境応答
植物の一生の間に数多くの植物ホルモンが関与しています。
休眠…アブシシン酸
発芽…ジベレリン
成長
①屈性…オーキシン
②茎の伸長成長
+オーキシン・ジベレリン
− エチレン・アブシシン酸
③茎の肥大成長…エチレン
④頂芽優勢
+オーキシン
− サイトカイニン
⑤気孔閉鎖…アブシシン酸
開花・結実
①花芽形成…フロリゲン
②結実…オーキシン・ジベレリン・エチレン
落葉・落果
+エチレン・アブシシン酸
− オーキシン
まとめプリント
大学受験ではこれらの植物ホルモンの名称やはたらきについてしっかり記憶しておく必要があります。そこで暗記に使える「植物ホルモン一覧」を作成しました!PDF形式で3パターン用意したので、自分の勉強方法にあったものを使ってみてください。
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