スマートフォンで本当に撮影できるの?
できます!実際に撮影した写真がこちらです!
人間の眼ではオーロラの色を良く認識できない(緑色を感知しにくい)ので、カメラで撮影したオーロラの色の方が鮮やかに見えるのです。
ということで、旅の思い出にいい感じのオーロラ写真をお手持ちのスマホで撮影するコツをまとめました。
必要な物
iPhoneなどのスマートフォン
私のスマホはiPhone12Proですが、何世代か前のiPhoneでも撮影できると現地ツアースタッフさんがおっしゃってました。
ポイントはナイトモード機能(夜など暗い場所での撮影モード)が付いているかどうかです。こちらのAppleのWebサイトによれば iPhone 11 以降にナイトモード撮影機能がついているそうです。
もし他の機種をお持ちの方もナイトモード撮影機能があるか確認してみてください。
スマホ用充電器
スマホは寒さに弱いです!
というのも、スマホのエネルギー源であるリチウムイオン電池は低温下では通常よりも早く電圧が低下してしまいます。そして、決められている電圧を少しでも下回ってしまうと自動でシャットダウンされてしまうのです。
カメラも同様に電源が落ちてしまう可能性(電池の減りがいつもより早い可能性)があるので、そちらも注意が必要です。
私はもともと持っていたAnkerのモバイルバッテリーを持っていきましたが、充分足りました。もし一晩中ず~っと撮影する、という場合は容量が多いバッテリーを持っていく事をおススメします。
ということで、屋外で撮影中は常に電圧を維持するためにモバイルバッテリーでエネルギーを与え続けていました。
充電器用のコード(ケーブル)
モバイルバッテリーをポケットに入れて、スマホとケーブルでつないで充電しながら撮影していました。
私は旅行用に長さ違いのケーブルセットを買って、1.5メートルくらいのケーブルを撮影に使いました。
オーロラ観賞時は分厚いコートを着ていてスムーズに動きにくいので、短いよりは長い方がケーブルに余裕があって撮影しやすかったです。
三脚
三脚と聞くとすごい装備のような印象を受けますが、上記のリンク商品のようにスマートフォン用の自撮り棒に三脚がついている簡単なものでOKでした。
ナイトモード撮影機能を使うため、シャッターが開いている時間が長いので、スマートフォンがブレると撮影対象もブレます。
撮影の流れ
ナイトモード撮影機能を使ってみよう
肉眼でオーロラで見えるタイミングがベストです!
スマホを三脚にセットし、モバイルバッテリーと充電ケーブルでつないで準備しましょう。
カメラモードを起動し、ナイトモード撮影機能を選びます。
画像左上・左下にある、黄色い月に斜線がはいったようなアイコンがナイトモードのマークです。この状態にしてからオーロラを撮影しましょう!
この画像ではカメラを指でふさいで真っ暗にしてあるので、タイマーの秒数が29秒と多くなっています。外の暗さによってタイマー秒数が勝手に調整されたり、秒数が増えたりするので、何回かシャッターを押してみて比較してみるとOKですね。
もちろん自分で調整もできるので、最初はタイマーを5秒~10秒程に設定して練習してみてください。5秒でも綺麗に撮影できます。
もっと詳しく知りたい方はAppleのサポートページもチェックしてみてください。
タイムラプス動画も撮影してみよう
iPhoneにはタイムラプス機能がついていて、これを使うとオーロラがカーテンのように靡く様子を動画に収めることができます。
ブログ用にさらに短く編集してありますが、グリーンのオーロラが揺れ動く感じがわかると思います。
ナイトモードでタイムラプス動画を撮影する方法についてはAppleのサポートページでも紹介されています。
寒さ対策を忘れずに!
モバイルバッテリーでスマホの寒さ対策はもちろんですが、撮影者自身の寒さ対策もしっかりして臨みましょう!
一歩間違えると凍傷になりかねないくらい、オーロラ観測時は寒いことが多いです。特に指先を守るためにスマホ用のグローブを購入することをお勧めします。
それ以外の寒さ対策や服装・装備について気になる方はこちらの記事でまとめていますのでチェックしてみてください!
実際にオーロラを見たレポート記事はこちら!
イエローナイフで有名なレストランの食べログもあります!
お時間あればぜひチェックしてみてください!
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